
知らんうちに6月になってしまった〜
じつは5月から、「30周年を迎えたアルバム"Dangerous"を果てしなく研究する会」を1人で無期限に開催しています。
たくさん聴いてるアルバムだけど、改めて聞きなおし、掘り下げてます。
Dangerousが発表された時期と私が生まれた年がほぼ同じで、
Dangerous期マイコーと現在の自分の年齢もほぼ同じで、
私がマイコーのファンになって20年で、個人的に節目の年だなと思ってます。
全ての音を聞き、歌詞を読み、SF,ライブ映像を見直し、
あらゆる資料を見聞きする
ということをやっていると、たくさん知識がついて再発見することもあります。
でも、歌詞の意味もわからない状態で初めて聞いた時、見た時にどう感じたか
という素直な感覚も思い出しながら色々まとめてます。
それで"Man In The Music"っていう、マイコーの曲ひとつひとつを超詳しく解説している本を読んでいたら、
「Dangerousに一番影響を与えたアルバムはジャネットのRhythmnationだ!!」と書かれていたので、
もともと好きだったRhythmnationも再度聞いてみたら、ジャネットにもハマってしまった〜
今年、ジャネットの人生を振り返るドキュメンタリーが放送されて、
それが全米で大ヒットして日本のケーブルテレビでも放送されるんだYO!
ジャネットジャクソン 私の全て → https://jp.history.com/janet/
youtubeで結構中身が見れてしまう。
狭い家で暮らした幼少期、法律を勉強したかったけど父に無理やり芸能界に入れられた子役時代、人種差別、成功した兄弟たちから独立したいプレッシャー、ボディーイメージの悩み、過食、結婚、離婚、夫からの支配、夫の薬物依存、マイケルのスキャンダルによってコカコーラのCM出演がポシャった過去、マイケルとの共演、最後の日々、全世界からのバッシング、不妊治療、母になることについて …
盛りだくさんすぎます。
女性の悩み大体描かれているので共感されたんだと思います。
「ジャネットが子役の時、子供らしく見えるように胸を押さえられてた」というエピソードを聞いて、
「あ・・・その反動で後々あんなことになってたのね・・・」と納得してしまった。
ジャネットはマイコーがいなくてもスターになれたと思うけど、
やっぱりこのドキュメンタリーでもマイコー関連の話題は避けて通れない。
Screamの歌詞をニューヨークのお部屋で一緒に制作している場面
マイコーのファンタジー趣味な玄関かわいい。
小さいボールで遊んでるかわいい。
マイコーはタイピング苦手?手描き派?
ジャネットは1993年当時最先端のノートパソコン持ってて、使いこなしている。2人のジェネレーションギャップを感じる(笑
ジャネット「The whole system fucks でしょ?」
マイコー「それは言えないYO! ママに怒られるから〜(困 」
可愛すぎる( ´∀`)
このドキュメンタリーでは「Screamの撮影キツかったわ〜。全部CGだから何やってるかわからんかった」と言ってたけど、
他の動画では楽しかった思い出も語っている。
あと、日本大好き!って言ってくれてる。
ジャネットってあんまり歌唱力で魅せる感じのアーティストじゃなくて、
抜け感、ムード、フィーリング、グルーブ、バイブス、おされ、
って感じだから、若い頃は彼女の良さが分からなかった。
Rhythmnationの曲はかっこいいと思ったけど、ブリちゃん、アギさん、マライアの方が好きだった。
改めて音楽聴いて、ビデオみてると、めっちゃおされサウンド。ダンスうまうま。
The Pleasure Principleのダンスかっこよすぎてしびれるぅ〜〜
Love Will Never Do Without You はIn The ClosetのSFにめちゃ影響あたえてるよね!
監督が同じだから余計に似ている。
Got Till It's Goneも宇多田ヒカルのFirst LoveのMVに似ている・・・
ジャネさん、振り付けなしで音楽にノってるだけで超Cool!
日本人含め、世界中のアーティストに大きな影響を与えた人物なのですね。
マイコーとは違う方向で。
Dangerousの最初、Jam, Why You Wanna Trip On Meの流れも、
Rhythmnation, The Knowledge の流れと共通点が多いと思います。
「こういうメッセージを発信していくよ!みんな付いてこい!」という大きいビジョンを最初に打ち立てて、
次の曲で具体的に世界で起きている問題を掘り下げていく感じ。
Rhythmnation以前のアルバム「Control」で、ジャネットは「兄弟とは独立した、自分自身の表現を打ち立てる」
と宣言している割に、サウンドはマイケルっぽいし、ダンスも(めちゃうまいけど)よく見るジャズダンスって感じでオリジナリティーは弱かった。
でもRhythmnationでは最先端のサウンドと強いメッセージを打ち立てて、
逆にマイコーを刺激して真似っこさせた。
お互い尊敬しあい、高めあってる2人、いいですね♪
そうこうしている間に、Dangerous30周年のドキュメンタリー(非公式)も発見した。
非公式なので情報の内容には要注意だけど、内容は充実していそう。
ジャケット絵の説明が細かすぎてゾワッとした。
そんな感じでまだまだ研究していこうと思います。
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